「仕事ができる人」というのは、会社員であってもフリーランスであっても、誰もが目指すべき理想像と言えるでしょう。しかしその本質の意味をご存知でしょうか?仕事ができる、の本当の意味何になるでしょうか?今回は「仕事ができる」を解明して、その共通点をお伝えします。

「仕事ができる」ってどんな定義

社会人生活役8年間の中で、「仕事ができる人」「仕事ができない人」様々な方とお仕事をさせて頂きました。自分も偉そうな事は言えませんが、「仕事ができる人」の共通点をいつも探っていました。

タイトルには1000人とありますが、Facebookの友達の登録人数は2000人を超えています。もちろんこれ以上の方々とお会いしていますが、信憑性があるので1000人と伝えさせてもらいました。この8年間で多くの方々と出会った中で見えた「仕事ができる人」の共通点を、お伝えします。

人によって「仕事ができる」の定義は異なる

チビた
真剣に遊べる人は、同じように仕事もできるはずだ!

兄貴
なんかいきなり名言を出すな!それは一理あるかも..。今回は「仕事ができる人」について伝えるぞ!

 

そもそも「仕事ができる」とは、人やその会社によって解釈が違います。一般的に仕事ができる人というのは、「与えられた役目を、与えられた以上に結果を出す人」と言えるでしょう。

この「与えられた以上に」というのがポイントですね。与えられるというのは「スピード」「結果」の両側面から言えることです。「提示した納期より素早く、しかも求めている以上のクオリティで納品される」というのは、仕事ができる人の本質と言えるでしょう。

「仕事ができる」を勘違いする人は「仕事ができない」

もしこの定義がズレていれば、「勘違い」が生じる場合があります。単に「スピードが早い」だけで、クオリティが低い場合、仕事ができるの定義には当てはまりませんね。また逆も然りで、いくらクオリティが高くとも、求めているスピードに付いていけないようであれば、同じく仕事ができるとは言えません。「スピード」と「量」の両方が揃って、初めて仕事ができると言えるでしょう。

企業の会議資料
POINTまず「仕事ができる状態」をきちんと定義しよう

仕事ができる人の共通点10選

では定義を踏まえた上で「仕事ができる人」のメカニズムは何でしょうか。今まで数千人と出会った中で見えた素晴らしい方々の共通点をお伝えします。

【1】「求めている事」を理解している

先ほど定義の項目でもお伝えをしましたが「与えられた役目」を理解できていないことには、そもそも役目を全うすることすらできません。要するに、上司・部下・同僚・取引先等から「何を求められているか」を完璧にヒアリングして、理解できる能力がまず必要です。

例として、ホームページ制作の場合「サンプルのサイトのように、こんな感じでホームページを作って欲しい」と依頼があった場合。どこまで相手の要求をヒアリングできるかです。

一番大切な事は「本当に相手が求めていること」を理解することですので、そもそもなぜホームページを作りたいのか、という問いかけが大事です。先方に聞いた場合「中途採用に力を入れたい」という求めていることがあった場合「中途採用に効果的なサイト」を作っていく必要があります。もっと踏み込んでいくと「どんな目的で中途採用を行いたいのか。会社をどのように発展させたいと思っているのか。今後の会社の方向性は。」など、真意を把握できるかが重要な要素です。

ここまでヒアリングができると、単なるコーポレートサイトとは全く異なったレイアウトになる可能性もあります。そもそもホームページを作るより、単に転職サイトに掲載をする方が素早く結果につながる可能性もあります。相手が「○○をしてほしい」ということに対して、「本当に求めていることは何か」という本質をヒアリングできる質問力が大事になります。

【2】仕事の「ゴール」と「ステップ」を言語化できている

前項に続きますがより具体的に「ヒアリング」をする必要があります。業務をスタートする前で、80%が決まるくらいに思いましょう。どれだけ相手の求めている事を擦り合わせて、お互いに同意の上、仕事がスタートできたかによります。

上司から依頼されるちょっとした「これやっといて」レベルのものでも、サクッと意識して質問できる事が必要でしょう。ビジネスの世界ではよくある5WHのフレームワークですが、

When(いつ)

Where(どこで)

Who(誰が)

What(何を)

Why(なぜ)

How(どのように)

このポイントにズレがないようにまず仕事を確認する必要があります。

「ホームページ制作を2ヶ月以内に、自社とA社の業務委託契約を通じて、中途採用ができる状態にまでデザインを完成させる。A社とは週に11時間の進捗ミーティングを行い、毎週現状の報告レポートをA41枚にまとめて、依頼会社へ提出する。」

等、依頼会社や上司が頭に描いている、仕事の進め方を言語化できる必要があります。これを怠ると、例えばミーティング回数が少ない、報告が無いなど、小さな不満を与えてしまう事になりかねません。仕事をスタートする前のヒアリングで、いかに求めている事をすり合わせできるかが、仕事ができる人のまず必要な条件と言えます。

目標設定のイメージ写真

【3】「できない」ことは「できる」ように細分化する

仕事ができる人の定義が「求められている事を与える場合」、求められている事が「できない」場合は、はっきりとできない事を伝えることもデキる人の共通点です。仮に5つの業務を「はい」と引き受けたために、5つ全てが80%程度の完成度で、納期も遅れてしまっては5つ全てから信頼を失ってしまう可能性があります。

できないことはできないと伝えた上で、でも折角依頼が来ているのにNoと断るのはもったいないことでもあります。できる状態に細分化して、引き受けるのも仕事ができる人の特徴です。

「新規プロジェクトのプレゼンテーション資料を来週までに完成させて欲しい」

という依頼があった場合、どうしても手いっぱいであればコントロールして交渉をして見るのも手です。

「現在つの案件を抱えているため、例えばですがプレゼンテーションの骨子は私が日までに完成させます。その後プレゼンテーションのテキスト&資料作成は○○部署の○○さんにお願いをさせて頂いても宜しいでしょうか?その後私がチェックをしまして、日までに納品できるよう進めさせて頂きたいと思います。宜しいでしょうか?」

のように引き受ける前に交渉を行いましょう。引き受けた後で、事後報告では印象が良くないですし、「自分の仕事を自分でコントロールできていない」と相手に伝わってしまい兼ねません。

【4】人の力を借りられる

人によっては「人の力を借りられる人」と「借りられない人」がいます。

人の力を借りられる人

今までに頼まれた依頼をきちんとこなしている場合、信頼を獲得していますし、恩もあるので、相手は喜んで力を貸してくれるでしょう。しかも、相手が本当に困っている時にこそ、力を貸してくれた時は、その人の恩を大きく覚えているものです。

また「相談しやすい人」という事も大切なポイントですね。笑顔で穏やかな性格の人には、相談が届くものです。もちろん経験と実績があるのが前提ですが、相談相手に真剣に応えているのであれば、自分が力を貸して欲しい時に喜んで手を貸してくれるでしょう。

「人間味」が伝わっている事も1つのポイントです。完璧人間のロボットみたいな方ですと、逆に人は「この人は完璧主義かもしれない」「ハードルが高い」と、避けられる可能性もあります。少しお茶目な部分、ミスをしたとしても前向きに改善しようとしている姿勢、このような「人間味」が伝わっていると、いざという時により力を貸してくれる要素になりえます。

人の力を借りられない人

「困っている時に力になってくれなかった」「約束を守ってくれなかった」このような場合は、人から力を借りるのは困難でしょう。当たり前ですが、普段から周りの力になろうと努めているといざという時に、手を差し伸べてくれるものですよね。

【5】「報・連・相」が徹底している

とても大事ですが、ここが抜けている人もきっと多いでしょう。いくら成果物がよくても「進捗」が見えないと「仕事ができる人」とは思われにくいのです。

例えば「○○さんに連絡をして、月末のアポイントを入れて欲しい」と上司から頼まれたとします。もし何も報告をしないで、3日ほどたった時「あの件はどうなった?」と突っ込まれる事がありますが、これでは遅いです。

例え、即日に先方に連絡をして、連絡が返ってこなかったとしても「先ほど○○さんへお電話をしましたが留守でしたので、留守番に残させて頂きました。明日の午前中に再度電話をしますので、またご報告します。」と、進捗の連絡をできるかどうかでも、全く印象が異なります。

途中の「進捗報告」を小まめにできるかが、仕事ができる人の特徴です。「あの件ってどうなったんだろう?」と極力、周りの人に思わせない仕事の進め方ができれば、理想の働き方と言えます。

企業の面接風景

【6】一言で「目的・目標」が言える

「仕事ができる人」は今の自分の仕事の「目的(役割)・目標」を把握できている人です。言い換えれば、「どこに向かっていて、今の現在地はどこなのか」を理解できている状態です。山登りをしていたとして「高さ3000mの山登りで、今1000m地点で、登るルートはBのルートを歩いている」と言える事です。

これに回答できる、できないで関わっているプロジェクトへの「責任感」が表に出ます。言語化できていないということは、意識が向いていないという事になります。周りのチームからの見え方もマイナスですし、全体像が見えていないと、アウトプットする事も的外れになってしまいかねません。

社内ではもちろん、社外の顧問先・お客様先でも、同様の質問があった場合に迷わず一言で伝えられると信頼に繋がります。「どこに向かっていて、今はどこで、自分の役割は何か」という当たり前ですが、ここを言語化できている事が大切です。

【7】「伝える力」がある

「伝える力」で大切なことは「伝える」のではなく「伝わる」ということ。人は伝わると行動に起こすため、ここまでできて初めて伝わっているという事になります。

伝わるためには「頭(知識)」と「心(感情)」両方で相手に伝えられる力が必要です。言い換えると右脳と左脳のどちらにもヒットするような、伝え方が求められます。しかも時間がない経営者さんや取引先、上司の方に対しては「30秒」「1分」の世界で「端的」に伝える事が求められるケースもあります。

何かを伝える場合、まずは結論から。そして要点を2〜3絞って、論理立てて、かつ感情を乗せて相手に伝えてみましょう。特定の忙しい目上の方には、事前に頭の中で一度、言語化するのもポイントです。どうやったら相手が端的に伝わり、報告、相談ができるのか。相手の立場に立った「伝わる」力がポイントです。

【8】「独自の世界観」を持っている

「仕事ができる人」というのは一種の「憧れ」を作れる人でもあります。憧れは「カリスマ性」、人と違うポイントに人は惹かれるものですよね。

人が惹かれる場合、「その人にしかない魅力」「こだわり」がにじみ出ていて、その人そのものが「キャラクター」になっている状態と言えます。このキャラクターによる「独自の世界観」は、仕事ができる人の特徴の1つでもあります。このキャラ設定(世界観)がある事で、口コミで話題になる可能性もあります。

仕事ができる場合、「技術」「知識」だけでなく、「個性」も混ざっていると「あなたにできない事」が相手に伝わり、更に仕事を依頼をしてくれる場合もあります。「誰でもできる」仕事の状態から、「自分にしかできない」仕事の進め方、成果物があると「仕事ができる人」のレッテルは益々高まると言えるでしょう。

笑顔のキャリアウーマン

【9】師匠(ベンチマーク)の人がいる

仕事ができる人の最大のポイントは「師匠」がいる事に尽きます。「この人!」とモデリングできる人がいる事で、その人の思考や行動をパクる事ができます。結果として、無駄な行動を避けて最短で成果に結びつける事が可能なのです。しかもトップダウン方式(影響力の強い人から影響力の低い人へ)で、そのメンターから自分を紹介してくれる場合もあります。

すると一気に周りの人の味方が代わり、立場が逆転する事もあります。もし今「師匠がいますか?」という質問をして「NO」である場合、素早くモデリングできる人を見つけてみましょう。

・営業では最も成果を出している人

・デザインでは尊敬できるデザイナー

・起業家では目指すべき起業家

等のベンチマークが1人決まる事で、全ての行動が今日から変わってくるものです、その人がどのように成果を出したか、どのような失敗をしたか、その人が自分と同い年の時に何を目標としていたか、その人が見ている未来は何か、等を知れる事で、頭の中が一気にその人の思考と入れ替わる事があります。

注意点としては「自分と全く違うタイプの人」を師匠と決めてしまうと、結果の出し方も違いすぎるので苦労してしまいます。なるべく似た価値観、似たキャラクターから選ぶ事がポイントと言えるでしょう。間違った師匠選びは、返って自分の個性を押し殺して、人生を遠回りしてしまう事にもなり兼ねません。

師匠がいる最大のメリットは「その人の失敗談を聞く事で自分の失敗で諦めなくなる」事でしょう、。自分はSEOの専門でもありますが、2015年の夏に元Google社員の方からそのノウハウを聞きましたが「最初の1年はPV数は全く伸びない。コツコツ続ければ1年後から大きく伸びてくる」という言葉を聞いていました。もしその言葉がなければ、例えば6ヶ月目の、ほとんど伸び悩んでいた時期に諦めていたかもしれません。

成功事例もですが、失敗事例を先に聞けることは大きな宝物です。

【10】自ら仕事を楽しむ環境づくりが上手

仕事ができる人は仕事そのものを「楽しんでいる」ものです。例えば「超苦しいんだよね」「すぐにでも辞めたいんだよね」と口から言葉が出るでしょうか。自分が合ってきた人の共通点は「お陰様で仕事が楽しめています」という1言でした。いまの与えられた仕事に感謝して、やりがいを見出せているという事です。

でも全て楽しむなんて通常は難しい事ですから「いかに楽しめるか」という発想で、目の前の仕事を見つめてみましょう。例えば、デザインが好きな人は「クライアントとのメモをテキストから色鉛筆でまとめてみる」「スマホのスケジュール帳では味気ないから、手帳を買ってイラストを加えたり自分流にアレンジしてみる」とう事も、自分から楽しみに変える大切な要素です。

些細なことでもOKです!ただ資料まとめをしている作業から「好きな音楽を聞きながら作業をしてみる」と仕事が楽しくなる可能性もあります。「仕事×好き」を掛け算して、いかに楽しめる環境を作れるかも、仕事ができる人の共通項です。

時計とカレンダー
POINT楽しめる「環境づくり」と「人から好かれる力」が備わっている

結果が出ている時こそ注意すべきことは?

チビた
デキるためには色々な要素が大切だって事がわかったぞ〜
兄貴
本当はもっと出てくるけど10個にまとめて置こう!ただ注意点もあるからね!

 

上でご紹介した10個の要素は仕事ができる人の共通項として、自分が出会ってきた素晴らしい方々の特徴をまとめたものです。ただし、反対に失敗談もあるので、合わせてお伝えをします。

「仕事ができる人」レッテルに潰れないように

少しずつ仕事をこなして信頼を獲得してくると「弱み」を吐き出せなくなる可能性があります。「この人は仕事ができるから」というハードルが上がりすぎて、「断れなくなったり」「人に頼めなくなったり」「抱えきれなくなってしまう」、、なんて事もあります。

よく「経営者」「社長」という肩書きに押しつぶされてしまう方もいるのです。生々しい話しも沢山聞かせてもらいました。弱みを吐き出せる仲間、先輩の存在、最初からガチガチにキャラクターを設定し過ぎない、という事も自己コントロール力として大切な要素と言えるでしょう。

「仕事ができない人」を否定して見下してしまう

これも多くの経営者、スーパービジネスマンからもお聞きした点でした。注意したいのが、いわゆる「鼻高々」の状態です。どんどん結果が出て行くと、調子に乗り過ぎてしまう事がありますよね。

「相手の欠点に目がいく」事から「相手の強みに目を向ける」習慣に変えていく事がポイントでしょう。もし毎日沢山の人に合えば「良いところ探しゲーム」のように、目の前の人の素晴らしいところを1個は見つける!なんてことを自分でゲーム化してみると楽しめます。

ゲーム感覚をしてみることで、自然と習慣化されて、しかも思ったことを相手に伝えると相手は思いがけないほど喜んでくれる場合もあります。この点も留意して、人間関係の構築を試みたいものですね。

まとめ

独自のリフレッシュ法を持とう

以上、仕事ができる人の特徴と、注意点のまとめをお伝えさせて頂きました。仕事ができる人は「オフモード」のルーティーンも持っています。ストレスが溜まることで、仕事にも影響が及んでしまうので、予防線を自然に設けられているものです。週に1回の人もいれば、月に1回の人もいるかもしれません。

思い切りリフレッシュできる予定を「先に決める」事で、それまでの間は頑張れるものです。仕事ができる人は先に余暇・娯楽の予定をスケジューリングして、少し先の未来にワクワクを設定できる人と言えます。ぜひ楽しみの予定も自分でコントロールして、毎日の仕事そのものを余裕を持って楽しめる状態を作ってみましょう。