モチベーションが下がって全くやる気が起きない…そんな風になってしまう事は誰にでもありますよね。でもこの状態が長く続くようであれば、根本的な仕組み、習慣等を変える必要があります。この記事では仕事のモチベーションを根本から改善する対策、そしてNG習慣をご紹介します。

そもそもモチベーションとは?

チビた
子供はモチベーション下がる事ないぞ!
兄貴
そうだね!楽しい事のみできているからね!大人になったら向き合う事になるかもな〜

 

モチベーションの語源

よく「モチベーションが上がらないわ〜」なんて言葉を耳にしますよね。モチベーションと聞いて、どんなイメージを思い浮かべるでしょうか?実は、モチベーションの語源は「Motive(動機・目的)」+「Action(行動)」が合成された言葉です。

モチベーションとは「目的に向かった行動」の意味となる為、そもそも目的(動機)が無ければ、成立しない言葉になります。つまり「動機付け」によって、いかようにもモチベーションをコントロールできる事になります。言葉の意味を知ると、より明確になってくるでしょう。

モチベーション=動機付け

語源から考えて、モチベーションを下がる本質は「動機付け」ができていない事になります。

・会社へ出社する事

・与えられた目標をやり切ること

・目の前の仕事を期限内にこなすこと

これら全てに「目的」が見出せていないと、モチベーションが低下する訳です。むしろ「目的」が明確でないのに、モチベーションを高める方が難しいと言えるでしょう。

企業のミーティング風景
POINTモチベーションが下がるも上がるも「動機付け」次第

モチベーションにも2つある?

外発的モチベーション

報酬や評価など「メリット」が得られる為のモチベーションです。「認められたい」「怒られたくない」など、外部からの強制的なモチベーションがこれに該当します。外発的モチベーションでは、「報酬が見合っていないと感じている」「適切な評価がされていないと思っている」等の理由で、モチベーションが低下します。

外発的モチベーションのみですと、外部環境はコントロールが難しいですから、モチベーションコントロールも容易ではありません。ですので、次の内発的モチベーションをいかにコントロールしていくかが、ポイントと言えるでしょう。

内発的モチベーション

内側から湧き出てくる「楽しさ」「充実感」「やりがい」等のモチベーションを指します。外発的モチベーションと切っても切り離せない環境ですが、自らコントロールをして行く事が可能です。

モチベーション管理が上手い人は、自ら内発的なモチベーションコントロールを上手に行っていて、いわゆる自分の「取扱説明書」がしっかりと理解できている人と言えます。自分の取扱説明書をきちんと作ってあげて、理解してあげる事がモチベーション管理には不可欠です。

ビジネスのアイディア

モチベーション低下の根本原因7つ

会社員で働いている場合でも、フリーランスで働いている場合でも、もし現在モチベーションが低下している人は以下7つの項目のどれかに該当していると言えるでしょう。いずれにせよ、現状への「不満」になります。不満の要素は7つ考えられます。

報酬

「見合った報酬をもらえていない」という不満です。

残業が手当がない、朝早く出社しているのに始業前として見なされる、人より成果を出したのに給料が変わらない等、の不満が該当します。会社員の場合は、就職の際に事前に通達を受けていた報酬体系と見合っているでしょうか、毎年年収は上がっていく見通しがあるでしょうか、この辺りがズレていると一気にモチベーションの低下に繋がってしまいます。

フリーランスでも、1件あたりの受注に対して、何度も無料で修正依頼が来てしまったり、時給換算して低い見積もりでの仕事を引き受けてしまったり、報酬でのモチベーション低下はよく考えられる事でしょう。

評価

「適切な評価をしてもらえていない」という不満です。

人からの「承認」に関係します。例えば信頼している上司から一言「よく頑張っているね」と言葉をかけてもらえるだけでも、承認欲求は満たされるものです。これに対して、社内での評価制度としてきちんと評価を加えてくれるだけでも、モチベーションは維持できるものです。

上司や同僚からの承認が全くない社内、自分の成果が全く評価として加算されないと、本人のモチベーションは低下する原因となります。

未達

「掲げている目標達成に対する未達」への不満です。

与えられた目標が高すぎる場合、設定した目標がズレていた場合などでも発生するモチベーション低下と言えます。また自分では「目標達成できた」と思っていても、いざ蓋を開けていると到達していなかった場合に、一気にモチベーションの低下が起こります。

このモチベーション低下に対しては、目標設定の正しい方法を学ぶ事、改善する事も必要になります。

目標設定の用紙

比較

「人との比較」からくる不満です。

例えば上司から「君より○○さんの方が仕事が早い」など、言われたらどういう気持ちになるでしょうか。一度ならまだしも、毎回誰かと比較される行為は、モチベーションの劇的な低下に繋がってしまうものです。

また自分自身でも、「自分より圧倒的に結果を出している同僚」「自分より評価をしてもらっている後輩」など横目に、比較をしてモチベーションが低下した経験はないでしょうか。「人との比較」は時として、ものすごく自分へのダメージになってしまう事もあるので、「比較の仕方」に改善が必要です。

人間関係

「人間関係」に対する不満です。

いつも特定の人から悪口を言われる、仲間はずれにされる、陰口を言われている。こういった状況でモチベーションを維持できる方が、すごいですよね。人間関係がギクシャクしていると、その場にいるだけでもストレスになるのは当たり前ですので、人間関係構築を、根本から見直して行く必要があるでしょう。

疲労

「肉体的な疲労」に対する不満です。

精神的な側面でなく、肉体的な側面に対してのモチベーション低下です。徹夜が続いた、早朝での出社が続いた等、決してメンタル的にモチベーションが下がっていなくても、明らかに頭の回転が遅くなっていたり、頭痛が続いていたりしている等は、モチベーションが低下して当然です。そもそもの「時間の使い方」を改善する必要がありますね。

結果

「結果が出ない・結果が分からない」事への不満です。

誰よりも行動しているのに結果が思うように出ないこと、また行動していても結果が出ているか分からない場合に起こるモチベーション低下です。一定の行動をしていても結果が出ない場合、そもそもの「行動方法」が間違っている場合が考えられます。バッターボックスに立っていても、正しいバッティングができていない、全く違う方向にバットを振っている可能性もあります。

今している行動が正しい「手法」なのかをもう一度、見つめ直す事が大切になります。

考えているビジネスマン
POINT自分がなぜモチベーションが低下しているか、まずは向き合ってあげる事から

モチベーションUPの為に出来る5STEP

それでは実際に、どのようにモチベーションを改善していくべきなのか、具体的な行動をご紹介します。

STEP1:手を動かす前に「思考」の整理

一旦、リラックスして手を休めてみましょう。ぶっちゃけ今までの方法でモチベーションが上がっていないのであれば、その方法が自分に適していない訳です。きちんと自分と向き合って、そもそもの「考え方」「行動」を改善する必要があります。

「行動を改善してみよう」と素直に自分に向き合う事が第一ステップと言えるでしょう。

STEP2:素直に「欲求」を表に出す

綺麗事を抜きにして「本当に自分が求めている事」は何でしょうか。「会社で一番モテたい」「カッコいいマンションに住みたい」「有名人になりたい」「将来起業してお金持ちになりたい」素直な欲求を表に出すことから始まります。もちろん利他に影響するような「社会貢献したい」とう事が素直な欲求なら、とても素晴らしいモチベーションですね。

内発的モチベーションが何かを、できるだけアウトプットして吐き出してみましょう、その中で「文字を見ているだけでもワクワクできる」というような、最も最上位の欲求が見つかれば、モチベーションの仕事は半分終わったも同然です。内発的な欲求を書き出したら、次は「未来」と「いま」を紐付けます。

STEP3:「本当の欲求」と結びつける

STEP2で書き出した心の底からの欲求は何だったでしょうか。「いま働いている会社」「いま取り組んでいるプロジェクト」等でモチベーションがなかなか、上がらない場合、本当の欲求と今が結びついていないだけです。

モチベーションの定義で伝えたように、本質は「動機付け」ですので、「いまの行動が自分の欲求と結びついていると感じれていない事」が原因です。

例えば「このプロジェクトが成功したら、社内の同僚の中で最も評価をされて同僚MVP賞を獲得する事ができる。MVP賞を獲得する事ができれば、最短で役職に上り詰めて、みんなから認めてもらえる。役職に付ければ年収1000万円が狙えて、益々プライベートも充実して、好きな音楽・イベントを満喫できるし、家族にも時間が使える」。

このように「いま」と「未来(最上位のモチベーション)」を関連付ける事で、目の前の事との「動機付け」が可能です。人は今している事に意味を見出せない事が、不幸だと捉えてしまうため、このステップで解消されるケースがほとんどでしょう。

家の模型と手

STEP4:期限を決めて「目標」を刻む

人が行動を止めてしまう原因には「期限が決まっていない」「目標が決まっていない」という事が大きく要因になっています。大きな欲求が決まったら「数値化」をして、さらに「細分化」をしてみましょう。例えば「将来起業家となってお金持ちになりたい」という漠然なモチベーションがあったとします。正しい目標設定、ビジョンの描き方は別の記事で詳しくご紹介をしたいと思いますので、今回は簡潔に。

「年商1億円・年収2000万円の起業家に40歳でなる。そして家族5人に豊かな暮らしを提供したい」という目標が決まった場合、現在もし30歳であれば、いくつかのルートが考えられます。

もし現在会社員の場合、

40歳で年商1億円→37歳で起業(年商1000万円)→35歳で最年少役員→33歳支社長→32歳で事業部長

等、目標を細分化ができます。仮に30歳の年内に「MVP賞を受賞」すると目標が決まった場合「MVP賞受賞の為には、成果指標・人事指標でAランクの評価をもらう」という行動項目が決まります。

さらに成果指標Aランクを獲得するためには「現在のプロジェクトで売上○円、利益率○%を達成させる」等、より細分化ができます。これを月単位、週単位で、自分の行動項目に落とし込んで行く事ができれば、いま目の前の行動が「自分の未来と繋がっている」と動機付けできる事が可能です。

「10年後の未来も、今目の前の何気ないタスクが関連している」とそう意味づけできれば、モチベーションの低下は防げるでしょう。

STEP5:PDCAを楽しく習慣にする

P(計画)D(行動)C(評価)A(改善)を進めるために、できれば週に1度、2時間でも自分との時間を確保しましょう。「心の欲求」は自分の頭の中で考えられるものです。生活をしている中で、また情報のアップデートがあると、欲求そのものが書き換わる事もあります。

「そもそも自分の描いている欲求は合っているのか」「そこまでの道順は合っているのか」「いまのスピードで大丈夫か」「このままで楽しめているか」等を、見つめ直す習慣を持つ事が重要です。もちろんそもそもこのような「自分とのアポイント」そのものを楽しむ必要がありますので、「リラックスできる空間」「好きな音楽を聴きながら」等、仕組みを考えるのも大切なポイントです。

この週に1-2時間程度の、自分と向き合う時間が欠けてしまうと、知らぬ間にモチベーション低下をしてしまう可能性があるので、「モチベーション低下の予防」を習慣化させる事が重要です。

PDCAの図
POINT心の奥底の「本当の欲求」に目を向けてみる

それでもモチベーションが上がらない場合に試したい事

チビた
ステップは分かったぞ!それでもどうしても、モチベーションっていうのが上がらない場合は?
兄貴
うんうん。どしても上がらない場合もあるよね。そんな時は思い切って以下の事を試してほしい!

とはいえ、何をしたってモチベーションが上がらない事があります。そんな時は「そんな自分を思い切り受け入れる」事に振り切ってみましょう。誰だって、怠ける時、廃人になる時はあるものです。そんな時は、以下の事を試してみてください。

思い切り怠ける

「廃人」のように、マイナスに思い切り振り切ってみましょう。1日中、場合によっては2-3日ボーっと過ごしてみましょう。「何かしなければいけない」という発想を全部捨てて、思い切り振り切って廃人になってみます。

すると「ぼーっとする事に飽きる」か「危機感」が湧き上がってくるかもしれません。内発的なプラスのモチベーションが湧き上がってくる時まで、自分のそのままを受け入れてあげる事も1つのアイディアです。

「ずっとしたかったけどできてない事」をしてみる

連休があれば..お金があれば…などつい理由をつけて出来ていなかった「本当にしたい事」を、今すぐしてみましょう。「ずっと海外旅行に行きたかった」「ずっとイベントのコンサートに行きたかった」何か、我慢している欲求があれば素直にすぐ行動に移してみましょう!

いますぐ予約をしてみるのも手です。素直に欲求に振り切る事で「リフレッシュ」と「自信」に繋がる場合があります。「自分が望んでいたような事を自分で達成できた」と自分を承認してあげるきっかけに繋がります。「自信」が高まった状態で、今の目の前の事を見直すと、また違った考え方になる可能性があります。

携帯・PC断捨離

情報量が多い現代、モチベーションの低下につながる事もあります、例えばSNSでの知人の成功談、ニュース等での向上心の高い情報、そこから比較が生じて意識をしていなくてもモチベーションが下がってしまう事もあります。また情報が多いと「自分と向き合うこと」から遠ざかってしまうため、そもそも情報のインプットを思い切り控えてみる事をオススメします。

オススメの手法としては、携帯やPCを自宅に置いて、1日外に出かけてみること。公園や浜辺でぼーっとしてみるのも大切な「内観」です。自然と湧き上がってくる「欲求」に目を向けてあげて、「本当に自分は何をしたかったのか」をありのまま受け入れてあげる事です。

一度情報の波から、自分を解放してあげて、自分自身を見つめる事に意識を集中させる事をオススメします。

転職(環境を変える)

上でお伝えしたSTEPなど、何をやってもモチベーションが変わらない場合、全く自分の欲求とかけ離れているか、7つのモチベーションの低下の原因ともろに被ってしまっていて、自分ではどうにもできないケースもあります。

その場合は思い切って「環境を変える」事をオススメします。その場で「もう学び尽くした」と思えるのであれば、次の環境にいくサインです。転職しようかどうかを迷って3年をダラダラ過ごすのであれば、1日でも早く会社を変えたほうが、会社の為でもあります。給料泥棒になりかねません。

とはいえ会社を変える事は労力も使いますし、人間関係にも影響しますし、人生を変える大切な行動になります。色々なモチベーションUPの行動を試した上で、どうしても回復できない場合は、気持ちを入れ替えて思い切って転職に踏み出してみましょう。

まとめ

以上、今回は仕事でモチベーションを高める方法について、お伝えをしました。根本的な原因から、対策までを一通りお伝えをしましたが、モチベーションで大切な事は「動機付け」です。

もしモチベーションが上がらないのであれば、そもそもの「動機」を疑ってみましょう。「何の為に目の前の仕事をしているのか」をいう意味を見出して、自分の欲求と関連付けできれば、きっと状況は変わるものです。会社や組織ではなかなか自分の力でコントロールができる範囲が限られています。

それでも、その中で「自分で変えられる事は何か」という視点で仕事に打ち込めると、それだけで成長の機会を与えてもらっている事になります。もう一度「目的・動機」に立ち返って、ぜひ楽しく仕事に取り組んでみましょう!